中国地方自立準備ホーム勉強会・研修会を開催

お知らせ

2025年(令和7年)12月3日(水)13時30分~16時30分まで、中国地方自立準備ホーム勉強会・研修会を中国地方更生保護委員会様のご協力のもと、広島法務総合庁舎会議室(広島市中区上八丁堀)にて、開催しました。当日は、今季初の寒波の襲来ということで広島市内もちらほら小雪が舞っていましたが各関係機関のご支援の下、思いを持つ多くの方々がご参加されました。

自立準備ホーム事業者16団体30名(うちオンライン7団体、12名参加含む)、オブザーバーとして中国地方更生保護委員会様、中国矯正管区様、広島保護観察所様から28名(うちオンライン11名)、日本自立準備ホーム協議会から高坂代表理事を含め5名が参加しました。

高坂代表理事の開会あいさつに始まり、行政説明「自立準備ホームの現状と課題、今後の在り方」として中国地方更生保護委員会調整指導官の前島進氏、基調講演では「拘禁刑施行後の更生支援の展望~更生に向けた社会との連携」と題して、福山大学教授の中島学氏にご講演いただきました。

講演の終了後休憩を挟み、津山副代表理事から日本自立準備ホーム協議会の活動状況、会員への助成金の創設など説明を行い、続くグループワーク(会場4グループ、オンライン1グループ)では、「処遇上の課題」・「地域連携の実際」などについて情報共有とともに活発な意見交換が行われ、貴重な交流の機会となりました。
討議ののちは、各グループの報告を踏まえ、中国地方更生保護委員会様、中国矯正管区様、広島保護観察所様から助言をいただくことができました。

終わりに、中国地方更生保護委員会の伝達事項ののち、勉強会担当の千葉副代表理事が閉会の挨拶を行い、全プログラムを無事終了いたしました。
開催にあたってご協力いただきました関係者の皆様に心より感謝申し上げます。