2024年(令和6年)12月6日(金)13時30分〜16時30分まで、中国・四国地方自立準備ホーム勉強(研修)会が中国地方更生保護委員会様、広島保護観察所様のご協力のもと、広島法務合同庁舎12階会議室(広島市中区)にて開催されました。
今年度は、中国地方と四国地方は合同で開催する運びとなりました。
中国・四国管内で、会場参加12団体20人、オンライン参加11団体14人に加え、日準協役員6人、オブザーバーとして矯正施設等の方々16人、官署関係者が19人、合計33団体75人の方々が参加されました。
髙坂代表理事の開会挨拶に始まり、行政説明「自立準備ホームの現状について」として、中国地方更生保護委員会調整指導官の前島 進氏からご講演いただき、続いて今年度会員に対して実施したアンケート調査結果の概要を本会の調査研究委員長中島 学氏から報告いたしました。
休憩を挿んで後半は、自立準備ホームが抱える依存症の利用者について事例提供がありました。
一番目に、特定非営利活動法人風の家の服部 さつき氏から「依存症・社会内処遇としての自立準備ホーム」としての事例提供について、
次に、ハニーコーポレーションの渡邉 文春氏と柳原 理佐氏から「買い物依存症による窃盗累犯者」について、
さらに、中国地方更生保護委員会調整指導官の前島 進氏から自立準備ホームへの帰住につながった事例提供が発表されました。
どの事例も自立準備ホームを取り巻く実践活動の中からの事例であり、会場およびオンライン参加者から多数の質疑が寄せられました。
自立準備ホームそれぞれの特色を十分に発揮された息の長い支援活動に対して敬服するとともに、大変意義深い学びの時となりました。
開催にあたってご指導、ご支援いただきました関係者に対しまして深く感謝申し上げます。