2024年(令和6年)2月22日に、広島保護観察所の主催により、広島県内の登録事業者(13事業者のうち7事業者が出席)を集めて「令和5年度自立準備ホーム登録事業者ネットワーク協議会」が開催されました。初めての開催でした。
広島保護観察所の小林所長の挨拶の後、参加者が自己紹介を行い、垣内社会復帰対策官から、再犯防止のための息の長い社会復帰支援の推進について説明がありました。その後、NPO法人「風の家」からの事例紹介及び参加者全体の意見交換が行われました。面接時に心掛けていること、粗暴性などを有する人との関わり方、退所後の住居の確保などについて、現場の経験を踏まえた意見が交わされました。
従前、自立準備ホーム登録事業者間の連携はなく、入所者に対する支援をどのように行っているかなど、他の事業者の状況は分からないことばかりでした。今回、保護観察所長、観察所のスタッフの方々のご尽力により、事業者が一堂に会して直接意見交換できたことは、事業者にとっても有り難いことだと思っています。所長の挨拶にあったように、「横の連携を促進することで入所者に対する支援内容がさらに向上すること」が大いに期待されます。
ありがとうございました。