日準協広報イベントを、令和7年2月28日 (金)の13時から、福岡市科学館において「自立準備ホーム 福祉との連携による息の長い寄り添いを」と題して、会場参加、ウェブ参加を含め150名の方々の参加を得て盛会裏に開催しました。
今年度は、髙坂代表理事の開会挨拶ののち、九州地方更生保護委員会の弥永委員長からご祝辞をいただき、「自立準備ホーム 福祉との連携による息の長い寄り添いを」をテーマに、第一部は話題提供、第二部にはトークセッションを展開し、九州ブロック担当の松尾理事が閉会挨拶を行いました。
第一部の話題提供は、佐賀県地域生活定着支援センター長の井原 敦弘氏、さがセレニティクリニックの看護師の山田 義則氏、福祉事業所等を運営されているNiCOの代表取締役の井手 俊介氏が登壇され、それぞれ対応された事例をもとに課題や今後の在り方など発表していただきました。
続いて、第二部のトークセッションは、話題提供の三人の方に加え、福岡保護観察所保護観察官の鬼塚 奈津子氏とともに、利用者の観点が重要との認識から元自立準備ホーム入所者のA氏に登壇いただくことができ、さらにセッションの深みが増しました。
トークセッションのコーディネーターは、西南学園大学の中村准教授が地元感を活かし、フロアーからのご質問などをたくさん交えながら、テーマに沿ったセッションを展開していただきました。
本広報イベントは、令和3年度には東京都で設立記念、令和4年には広島市で、令和5年度は京都市で、令和6年度は福岡市で開催の運びとなり、それぞれの地域の特色を生かしながら開催しています。
令和7年度は愛知県で開催予定となっています。ぜひ、またお会いできますよう願っています。